健診豆知識

受診する医療施設によって検査結果のデータが違うって本当?

人間ドックは色んな医療機関で受けることができます。

受診する医療施設によって検査結果のデータが違うことはあるのでしょうか?

ちょるやま
ちょるやま
医療施設によって検査結果って違うのかな?

検査結果は施設ごとに違うのか

検査の手法や使用する試薬は、医療施設によって異なることがあります。

そのため、人間ドックを受ける施設によって検査結果にばらつきが出ます。

それが問題視されてきて、検査の標準化が進められており、同じ結果を得られるように改善されてきています。

しかし検査の手法や使用する薬品などが国単位で統一されていないことなどが原因で、いまだにばらつきが出てしまっているのが現状です。

検査結果にばらつきがでるおもな原因は、溶血

溶血とは、壊れた赤血球の成分が血清に混ざってしまうことです。

血清とは、血液が分離したときにできる黄色、または透明の液体のことです。

この血清に壊れた赤血球の成分が混ざると、血液検査の数値に誤差が生まれる原因となります。

溶血が起こるのには数多くの原因があり、採血に使うアルコールの蒸発具合、注射器の引く強さ、注射針の太さ、試験管の運び方、試験管の素材などがあります。

これらの原因に対して、各医療施設がどんなに注意を払ったとしたとしても、技術面で個人差が出るため溶血を完全に防ぐことは難しいと考えられます。

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ばらつきがでるなら、どうすればいいのか

検査結果が医療施設ごとにばらつきがでてしまうことが仕方ないことなら、どうすればいいのでしょうか?

それは人間ドックを受ける医療施設は、なるべく前回と同じところにするといいということです。

そして検査結果の数字の変化に注目して、自身の健康状態を把握するといいでしょう。

自身の過去と現在の検査結果の数値を見比べて、どの項目に変化があるのかを調べることで、異常に気づくことができるからです。

検査の数値は、さまざまな要因によって左右されるので、それに加え問診や画像診断など総合的なデータをもとに人間ドックの結果は診断されます。

まとめ

今回のまとめ

検査結果は人間ドックを受ける施設によってばらつきが出る。
原因は検査の手法や使用する試薬は、医療施設によって異なることと、溶血のため。
人間ドックを受ける医療施設は、なるべく前回と同じところにして、検査結果の数値の変化に注目し、自身の健康状態を把握する。
検査の数値だけでなく、問診や画像診断など総合的なデータを加えて、人間ドックの結果は診断されている。

検査結果は、医療施設によって検査の手法や使用する試薬が異なることや、溶血によってばらつきが出ます。

人間ドックを受ける医療施設をなるべく前回と同じところにすることで、検査結果の数値の変化に気付くことが出来ます。

ただし、人間ドックの結果は検査の数値だけでなく、問診や画像診断など総合的なデータをもとに診断されています。

ちょるみ
ちょるみ
検査の数値は色んな要因によって違いが出るんだね