人間ドック

人間ドックは毎年受けた方がいい?見つけられる疾患は?

人間ドックは病気の「早期発見」や「早期治療」を目的とした検査です。

では、どのくらいのペースで受けるのが理想的なのでしょうか?

また、人間ドックで発見できる病気にはどのようなものがあるのでしょうか?

今回は人間ドックについて詳しく説明していきます!

人間ドックは毎年受けるのが理想

人間ドックは健康維持のために毎年受けるのが理想です。

自覚症状がなくても検査を受けることによって病気が見つかることもあります。

特に、がんの場合は人間ドックで見つかるがんの約8割が早期がんであるといわれています。

早期発見し早期治療することができれば、完治の可能性も高くなります

人間ドックで見つけられる疾患は?

主な検査項目と検査でわかる病気については以前の記事でも紹介しましたが、その中でも特に注意したい疾患についてご紹介します。

30代から男性は生活習慣病の発症リスクが高くなります。女性の場合は、子宮頸がんや乳がんなど女性特有の疾患を発症しやすくなります。

生活習慣病とは「健康的と言えない生活習慣」が原因で発症しやすくなる病気の総称のことです。

生活習慣病に該当する主な病気は、高血圧、脂質異常症、2型糖尿病、慢性腎臓病(CKD)、高尿酸血症/痛風、肥満症/メタボリックシンドローム、脂肪肝/非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)/非アルコール性肝炎(NASH)、アルコール性肝炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD、肺気腫や慢性気管支炎)肺がん、大腸がん、歯周病などがあります。

生活習慣病やがんは人間ドックで発見することができます。

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特に人間ドックを受けたほうが良い人

人間ドックは、誰もが年に1回受診するのが望ましいです。

その中でも特に、お酒を飲む機会が多い人、喫煙者や肥満症の人、親族にがんの人が多い場合は積極的に人間ドックを受けるのがおすすめです。

なぜなら、飲酒、喫煙の習慣があったり、肥満症の人は生活習慣病にかかりやすく、がんは遺伝によって発症しやすくなる場合もあるからです。

まとめ

今回のまとめ

人間ドックは毎年受けるのが理想。
30歳以上になると病気の疾患の可能性が高くなる。
特に受診するべき人はお酒をよく飲む人、喫煙者や肥満症の人、親族にがんの人が多い人。
毎年できる限り人間ドックを受診しよう!

人間ドックは病気の「早期発見」や「早期治療」を目的とした検査であり、誰もが年に1回受診するのが理想的です。

特に、飲酒、喫煙の習慣がある人や肥満症の人親族にがんの人が多い人は積極的に人間ドックを受けましょう。