前回の記事で30代が受けておきたい人間ドックについてご紹介しました。
40代になると体の衰えを感じ始めます。そして、がん・心臓病・脳卒中などの病気のリスクが一気に高まります。
特に、30代の時に自覚症状がないから平気だと思って定期的な健診を受けてこなかった方は、40代になったらしっかりと検査を受けましょう。
40代で受けたい検査は男女で変わる
40代は仕事でも家庭でも責任が増し、人生に多様な変化が訪れる世代です。また、飲酒・喫煙などの生活習慣のツケが回ってくる時期です。
そして、がんの罹患率は年齢とともに高くなるため、注意していきたい年代でもあります。
40代の方が人間ドックで受けたい検査は男女で変わってきます。
男性の場合は、40代を迎えると前立腺がんのリスクが高まります。そのため、30代で受けておきたい検査内容に加え、前立腺がんに対する検査を受けましょう。
女性の場合は、30代のときと同様に「乳がん」や「子宮頸がん」などの病気に気を付けましょう。
また、40代になると「子宮体がん」の発症率が急増するので、子宮体がんの検査も受けましょう。
男性の場合
男性は40代になると「前立腺がん」のリスクが高まります。頻尿や排尿障害などの自覚症状がある方は特に検査を受けておきたいです。
前立腺がんの検査方法は「血液検査PA(PSA)」です。採取した血液からPA(PSA)という前立腺特異抗原を調べます。これは、前立腺肥大や前立腺炎の可能性を調べる検査です。
女性の場合
女性は30代に引き続き女性特有の病気に注意していきましょう。
特に、40代では「乳がん」が発症のピークを迎え、「子宮体がん」は発症が急増します。
以前の記事で紹介したように、乳がん検診では40代からはマンモグラフィがおすすめです。
40代では30代で受けた検査に加えて「マンモグラフィ検査」と「子宮体がん」の検査を受けましょう。
まとめ
男性は30代の検査+前立腺がんの検査
女性は30代の検査+マンモグラフィ検査、子宮体がん検査
検診を受けて病気の早期発見に努めよう♪