健診前にビタミンCなどのサプリを飲み、「尿検査に影響するのでは」と心配になることがあります。まず、製品名・成分・飲んだ量と時刻を受診施設へ伝えてください。すべてのサプリに共通する「何日前からやめる」という答えはありません。
ビタミンCは、一部の尿検査に影響することがある
尿試験紙の電子添文には、尿中のアスコルビン酸(ビタミンC)が多い場合、一部の測定項目で偽陰性などの影響を生じることが示されています。偽陰性とは、本来反応するものが陰性側に出ることです。
ただし、影響を受ける項目や程度は、検査製品・測定方法・尿中の濃度などで異なります。「ビタミンCを飲んだら尿検査は全部無効」「この量なら絶対に影響しない」とは判断できません。
出典:PMDA・ウロペーパーαIII電子添文(2024年12月改訂)
一律に2〜3日前から中止すればよい?
検査製品の添文に書かれた尿中濃度から、飲む量や中止日数をそのまま決めることはできません。受診施設の案内にサプリについての指定があれば確認し、書かれていなければ問い合わせましょう。
医師から処方されたビタミン剤や薬は、サプリと同じ感覚で自己判断の中止をしないでください。処方医への確認が必要か、受診施設に相談します。
すでに飲んだときに伝える4項目
- 製品名。分からなければ容器やラベルの写真。
- ビタミンCなどの成分と、1回に飲んだ量。
- 最後に飲んだ日時と、普段から飲んでいるか。
- 予定している健診の日時・検査項目。
施設は測定方法や予定項目に応じて、受診時の申告や再確認の必要性を判断します。飲んだからといって自分で健診全体を取りやめず、まず連絡してください。
ほかのサプリも「全部OK」とは言い切れない
複数成分が入った製品、飲料タイプ、食事に近い形の製品もあります。検査への影響だけでなく、絶食・飲食の指示に当てはまるかも確認が必要です。「ビタミンC以外なら健診直前でも大丈夫」とまとめず、実際の製品を知らせましょう。
検査への影響を減らそうとして大量の水を飲むなど、自己流の調整はしないでください。水分を取ってよい時刻・量も、予約した検査の案内に従います。
山口で受診するときの問い合わせ例
「○月○日の健診を予約しています。○○という製品を、○時に○錠飲みました。尿検査がありますが、当日どのように伝えればよいですか」と聞くと具体的です。山口総合健診センターなど、予約した施設へ確認してください。県内共通の休止日数があるという意味ではありません。
尿検査が陰性でも、それだけで病気を否定しない
尿検査は健診の一部です。血液検査や問診なども合わせて結果を確認し、再検査や受診の指示があれば従いましょう。症状がある場合は、健診結果を待たず診療として相談してください。
情報確認日:2026年10月27日。制度・検査案内は変更される場合があります。予約した施設からの最新の個別案内を確認してください。


